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エコムジャーナル #64

2025/12/01

【干して美味しくなる野菜たち】

 

 朝、外に出て散らばった落ち葉を横目に新聞を取り、干し柿を1個もいで食卓へ。食後のまったりとした甘さが楽しみだ。

 干して一層おいしいものはいろいろある。シイタケ・昆布・干物・大根・餅・さつまいも、変わり種では里芋の茎・ドライフーズのリンゴ/メロンなどがある。

 

大根

 毎年50本収穫できるように植えるのだが、いつも30本ぐらいが漬物になる。我が家では芯が残っているぐらい、約2週間ほど干し、重さを量り、「秘伝の漬け方」で冬の間食べている。“うまいよ!”。今年は天候のせいか20本しか漬けられなかったようだ。しかし、“水も上がっているのだろう”、廊下の引き戸を開けるたびにあの匂いが漂う。待ち遠しい。ただ聖護院の栽培に失敗したようで今年はあの千枚漬けは食べられない。

 

シイタケ

 榾木を買って、しいたけの駒を打って、もう7年ぐらいになるだろう。駒を打って数年は写真にとるぐらい出てきたが、その後はおしるし程度でほとんど出ていない。たまに出てくるシイタケを家内は丹念に笊に並べて干している。大館の名物「とりめし」に必ずかわいらしい干しシイタケの甘辛煮が入っている。購入は一折、これをどちらが食べるかで悩んでしまう。私が取り分けするときは家内に入れるのだが、こちらが食べるときはなんとなく気まずい。

 

ドライフーズ

 弘前の友人がリンゴ園を経営している。たまに挨拶に寄るといつもドライフーズのリンゴやメロンを持たせてくれる。2センチ角/暑さ5ミリ程度だろうか、小袋に一つひとつ包装されている。リンゴはかすかに酸味が残る。メロンは書いてある名前を見て、“そうか、これがメロンか柿か”と頷いて食べる。

 彼は、“売れない”とこぼす。何か工夫ができそうな気がする。大振りにカットし、高野豆腐のような使い方のレシピはないだろうか。コスト・品質に問題が出るのだろうか。

 カップラーメンにはドライ野菜が入っているが、彩にもならない。もっと多く、栄養も考えて入れられないものだろうか。きっと売れるだろう、そう思う。

             近藤 嘉之