
2025/09/01
まだ9月中旬ながら夜空にオリオン座がはっきりと見える中、宿泊地の涸沢ヒュッテを出発。ヘッドライトの灯りを頼りに歩を進め、目指すは日本国内で標高3番目の奥穂高岳(エコムジャーナルNo.54の続き)です。
朝5時前、ザイテングラートに差し掛かると夜明けが近づきます。水平線から陽が昇り、モルゲンロートが始まります。穂高連峰の山肌が赤く染まる数分間、その景観に見惚れます。
険しいザイテングラートを進んでいると晴れ空にも関わらず霧雨が降りはじめ、10周年登山にご褒美をくれます。涸沢岳に掛かる七色のアーチ。何の人工物・造形物もない100%自然の中で掛かる虹―――間近すぎて「くぐることができるのでは?」と思ったくらいの迫力でした。


予定よりも時間を要したものの、目的地である奥穂高岳てっぺんに到着。富士山以来となる3千メートル超えの登頂―――はじましてのジャンダルムはガスに隠れながらも際立つ存在感でした。


11年目となった今夏も北アルプスへの登山を終えました。その足跡はまた次回のエコムジャーナルにてお伝えします。
秋田担当A(12回目の投稿)